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1999 年度 実績報告書

第二言語習得研究のための英語学習者コーパスの構築とその利用

研究課題

研究課題/領域番号 09558018
研究機関東海大学

研究代表者

朝尾 幸次郎  東海大学, 文学部, 教授 (40102462)

研究分担者 野澤 和典  立命館大学, 経済学部, 教授 (00164690)
杉浦 正利  名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 助教授 (80216308)
尾関 修治  中部大学, 国際関係学部, 助教授 (60194552)
原田 邦彦  名古屋外国語大学, 国際経営学部, 助教授 (10268047)
キーワードコーパス / 学習者コーパス / 第二言語習得 / 英語 / 英語教育
研究概要

1.この最終年度では(1)不足データの補充を行うとともに、(2)コーパスデータの分析を通し第二言語習得にかかわる知見を提示し、(3)その成果を発表することを目標とした。
2.英語学習者コーパスワークショップ(1999年7月30日〜31日、昭和女子大学)において日本側を代表し、「学習者コーパスと二言語辞書」という題目で発表を行った。近年、記述の精度が向上しつつある二言語辞書においてとりわけ学習辞書においては、目標言語からの記述だけでなく、起点言語からの視点が必要であり、そのためには学習者コーパスの検証が必須であることをコーパスの分析結果から報告した。
3.国際応用言語学会(1999年8月1〜日6日、早稲田大学)におけるシンポジウムで、「エラーのタイポロジー:日本人英語学習者コーパスからの知見」と題して発表を行った。コーパスを語用論的視点から分析する手法により、日本人学習者にはそれ特有の学習ストラテジーがあることを知見として発表した。
4.TESOL(米国英語教育学会)(2000年3月14日〜18日、バンクーバー)において、「学習者コーパスとその誤用論的応用」という題目で発表の予定。(審査の上採択されている)
5.発表活動とともに、コーパスを実践的に利用できるよう、よく用いるルーチンをモジュール化し、公開した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 杉浦正利: "コーパスに基づいた外国語作文支援システム"言語学・日本語学・言語教育(東京大学出版会). (印刷中). (2000)

  • [文献書誌] 野澤和典: "学習者コーパスによる事例研究:英語教育への応用"立命館言語文化研究. 11巻3号. 203-208 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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