研究分担者 |
篠原 歩 九州大学, システム情報科学研究所, 助教授 (00226151)
丸山 修 東京大学, 医科学研究所, 助手 (20282519)
阿久津 達也 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (90261859)
下薗 真一 九州工業大学, 工学部, 助教授 (70243988)
内田 智之 広島市立大学, 情報科学部, 助教授 (70264934)
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研究概要 |
平成11年度は最終年度であり,これまでの研究成果をまとめまた発展させるとともにシステムを完成させた.本年度の研究成果の概要は以下のとおりである. 1.知識発見システムの仮説生成エンジンとして,数千万属性に対応できる並列決定木構成方式を設計・実装した.また計算機実験によりその有効性を確認した. 2.View Designerを開発した.このシステムは,JAVAで実装されており,仮説生成エンジンと連携しながら,エキスパートの知見を積極的に仮説生成にとりいれることを支援するシステムであり,発見システムにおけるhuman intervensionの重要さを主張したものである. 3.仮説編集システムDecision Diagrm Editorを開発した.これにより,Human Expertの介入を積極的に支援して,決定木から決定ダイアグラムを作り出すためのGUIシステムを実装し完成させた. 4.以上を統合した知識発見システムとしてHypothesisCreatorを開発した.このシステムは改良の後,,ヒトゲノム解析センターで公開する予定である. 5.発見システムをサーベイすることにより,発見システムにおいてその成功の鍵が実はview設計ということで捉えられることを示し,発見システムの設計パラダイムについての成果を得た. 6.帰納的論理プログラミングを用いたグラフデータからび知識発見システムについての理論的成果を得た. 7.項木言語の多項式時間帰納推論アルゴリズムについての理論的成果を得た.
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