研究課題/領域番号 |
09596001
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
祖田 修 京都大学, 農学研究科, 教授 (40081111)
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研究分担者 |
八木 宏典 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (00183666)
堀口 健治 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (80041705)
野田 公夫 京都大学, 農学研究科, 教授 (30156202)
横川 洋 九州大学, 農学部, 教授 (30007786)
田中 学 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (70012028)
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キーワード | 戦後日本農業発達史 / 体系的・歴史的研究 / 記録性・資料性 / 地域性 / 未開拓領域の調査 / 21世紀への展望 |
研究概要 |
研究代表者、分担者、あわせて12名を中心に、連絡を取りあい、研究会を重ねて、「戦後日本農業の世界史的位置」を、「続日本農業発達史」全20巻として、調査研究、刊行する企画が出来上った。それは通史編(農業・農村・農政の動向を時代順に追跡論述する)11巻、各論編(農業資材産業、食品産業、農業と環境、農業及び農業教育、農村社会、農村整備、大規模営農の形成、農業団体・農民運動、自治体農政)9巻、さらに年表・資料編を刊行することと、その詳細な目次構成、筆者、編集責任者等について決定した。その編集方針として(1)優れた体系的歴史的論述であること、(2)記録性、資料性の高いこと、(3)現場の動き、時代を代表する事例の分析を重視する、(4)未開拓な領域を開く、といった点を確認しあった。 今後以上のシリーズ構成内容を、いっそう深めるとともに、次の科研費によって調査研究段階に入り、2001年より順次刊行していくこととする。刊行費は別途必要となるが、これも科研出版費の申請その他を考慮中である。全体として、戦後を集大成する膨大な優れた歴史研究が完成する見込みとなった。
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