| 研究課題/領域番号 |
09610110
|
|---|
| 研究機関 | 福井大学 |
|---|
研究代表者 |
松木 健一 福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (10157282)
|
|---|
| 研究分担者 |
柳沢 昌一 福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (70191153)
森 透 福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (20182199)
寺岡 英男 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (90115303)
|
|---|
| キーワード | 不登校 / 教員養成 / ライフパートナー / 教育委員会との連携 |
|---|
| 研究概要 |
平成11年度は、福井市、武生市、鯖江市、丸岡町、金津町の教育委員会と共同して、不登校児童生徒の家庭、及び、相談室登校をしている児童生徒の学校へのボランティアに出かける授業(ライフパートナー)を実施し、75名の学生がのべ900回にわたって出かけた。今年度から、新たに鯖江市が加わった。
学生は、年間授業に出席し、不登校の背景、カウンセリング等について学びながら、ボランティアの計画や反省を行ってきった。活動は多種に及び、相談室では、子どもとともに総合的な学習活動に取り組んだり、教科学習の援助をすることが見られた。一方、家庭に出かけた学生は子どもの相談相手になったり、遊び相手となってきた。学生は毎回のかかわりの内容を授業で報告し、次回の計画を立てるということを1年間行っている。
学校からの要請で、本年度特徴的であったのは、ADHDやLD児で学校不適応を示している児童に対する援助である。学校には来るが、学級内での学習が困難であり、介助を必要としていた。今までのような不登校児に加えてこういった児童に対する援助も求められるようになってきている。
|
