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1998 年度 実績報告書

聴覚障害者の手記の視覚的処理と大脳半球機能差に関する教育心理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09610112
研究機関信州大学

研究代表者

都築 繁幸  信州大学, 教育学部, 助教授 (90227447)

キーワード聴覚障害者 / 手話 / コードスイッチ / 大脳半球 / 体制化 / 日本手話言語 / 手指日本語 / 聴覚障害両親
研究概要

本研究は臨床的方法と実験的方法からなる。臨床的方法では(1)4才・5才児の聾児のコミュニケーションの発信状況、(2)聾の教師と健聴教師の対話成立状況、(3)手話を用いた授業と口話を用いた授業のコミュニケーションの比較、が検討された。実験的方法では健聴の大学生と聾の学生に対して記憶の体制化の観点から実験がなされた。第1実験では手話の形態的特性に基づいて、第2実験では教示と試行数の要因について検討された。実験3では体制化が可能なリストを用いて教示と試行数の要因が手話の形態的特性に基づく体制化に及ぼす効果が検討された。その結果、体制化が認められなかった聴覚障害学生の要因を従来の諸説からではうまく説明できないことが示され、大脳半球と言語処理との関連から議論が展開された。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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