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1997 年度 実績報告書

外国人労働者の社会適応における民間団体の役割についての考察

研究課題

研究課題/領域番号 09610176
研究種目

基盤研究(C)

研究機関三重大学

研究代表者

久慈 利武  三重大学, 人文学部, 教授 (40024484)

研究分担者 江成 幸  三重大学, 人文学部, 助教授 (20269682)
村上 直樹  三重大学, 人文学部, 助教授 (70219898)
児玉 克哉  三重大学, 人文学部, 助教授 (50225455)
加藤 隆浩  三重大学, 人文学部, 教授 (50185849)
石井 真夫  三重大学, 人文学部, 教授 (20136576)
キーワード外国人労働者 / 民間団体 / 社会適応 / 日系ブラジル人 / 日系ペル-人 / 国際化
研究概要

平成9年度の調査は現在進行中であるが、これまでには主として次の2つの方法によって調査を進めてきた。
まず第一に、日系ブラジル人やペル-人を中心とした外国人労働者への直接の面接調査である。これは外国人労働者がよく利用するレストラン(ブラジル料理レストランなど)へ行って、その場で外国人労働者の日本社会への適応についての情報を得るものである。
次に、外国人労働者の日本社会への適応に重要な働きをすると考えられる民間団体への面接調査である。三重県には様々な団体が活動を続けており、それらの活動状況を直接的に調査し、また代表などの中心的役割を担っている人から問題点や課題などを聞く作業を行ってきている。これまでに伊賀日本語の会や鈴鹿アレグレ会などを調べている。
こうして得られつつある情報を持ち帰り、研究会合を開いて、考察を進めている。これまでの考察から、外国人労働者と彼等を支援する団体との関係においては、地域における外国人受け入れの意識や自治体の体制が極めて重要な意味を持ち、その点において「時間的経過」をキ-コンセプトとして位置付けなくてはならないことがわかってきている。外国人労働者と支援団体との関係は極めて流動的であり、地域によってどの段階にあるのかを明確にすることが、どのような支援が必要で、どのような関係が築けるのかを知るのに大きな意味を持つ。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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