研究課題/領域番号 |
09610308
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研究機関 | 大阪府教育センター |
研究代表者 |
本郷 雅昭 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (70300986)
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研究分担者 |
加藤 圭子 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (20311459)
水口 泰司 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (80291194)
谷口 恵司郎 大阪府教育センター, 教育企画部・養護教育室, 研究員兼指導主事 (20270738)
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キーワード | 学習障害 / 学習レディネス / 教材・教具 / データベース / インターネット / 国語科 / 算数科 / プリント教材 |
研究概要 |
学習レディネス技能に視点を当てた国語・算数教材の分析と考察 国語・算数におけるプリント教材の指導を通じて、学習障害等の学習上困難を示す児童生徒の基礎学力でのつまずきをどのような視点で捉えるか、また、その背景にどのような問題があるのかについて考察した。そのため、基礎学力を支える基盤ともいうべき学習レディネス技能に視点を当てることが非常に有効であると考えた。特にプリント教材を通じて、学習障害児等の学習のつまずき状態を分析し、その改善につながる方法を検討した。また、教材の活用のための指導プログラム例と指導の展開経路図を提示した。学習上のつまずきにおいては、児童生徒の発達段階や学習の過程における注意の集中や学習の転移の在り方、あるいは情報処理システムでの記憶に関する問題等、つまずきに対する着眼点を考察した。 基礎学力と学習レディネス技能との関連については、基礎学力を「読み・書き・数」として捉え、学習障害児等の学習のつまずきには、その基礎学力を支える基盤として学習レデイネス技能が関与していると考え、基礎学力と学習レディネス技能との関係図(試案)を作成し、考察した。 教材・教具のデータベース化については、既存の教材・教具をデータベース化し、学習障害児等への支援のためにより広く利用できるようインターネットを活用したネットワークの試みを行った。データベースを作り上げていく中でいくつか問題点が明らかになった。 4 今後の研究としては、プリント教材の活用を通じて学習障害児等のより具体的な指導事例の中から、学習のつまずきを実証的に分析し、それをもとに個別指導計画の具体的なモデルの作成へと展開していく必要がある。
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