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1997 年度 実績報告書

記号・文字・印を刻した須恵器の集成

研究課題

研究課題/領域番号 09610415
研究種目

基盤研究(C)

研究機関奈良国立文化財研究所

研究代表者

巽 淳一郎  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 室長 (10110090)

研究分担者 玉田 芳英  奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 主任研究官 (90188425)
深澤 芳樹  奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 主任研究官 (40156740)
キーワードヘラ記号 / ヘラ書き文字 / 刻印 / 須恵器 / 窯 / 産地同定 / 延喜式 / 調納制
研究概要

1都城出土の記号・文字・刻印を刻した須恵器(以下資料)の整理集収
(1)藤原京時代の資料については、京外の遺跡であるが,宮関連遺跡と目される明日香村石神遺跡出土品を整理検討した。
(2)平城京時代の資料については,平城宮発掘調査部保管品の大半を整理集収した。
2都城出土資料の比較検討
平城京の時代に比べると前代の藤原京の資料は、須恵器の調納制を物語る資料等内容かつ豊富でかつ量が多いが,時代が降るとともに次第に資料が少なくなる傾向を確認した。
3当研究所図書資料を使って各地の資料の集収
本年度は、延喜主計寮式規定の須恵器調納国の資料を集中的に集成。和泉・摂津・備前・美濃については完了する。
4藤原京出土資料の産地の検討
資料内容、刻された須恵器の形態的特徴,製作技法の検討から、藤原京時代の資料の多くは、尾張産と考えられたので,春日井市高蔵寺2・3号室,小牧市4条岡78号窯出土資料を調査。結果、藤原京の資料の大半が前記窯跡製品であることを確認した。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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