1、親鸞聖人真蹟遺文の未公表索引類の公表は、以下のものを行った。 『専修寺蔵 尊号真像銘文(広文)総索引稿』(『鎌倉時代語研究』第20輯、武蔵野書院、平成9年5月) 2.未公表索引類の整備は、以下のものを行った。 『専修寺蔵 西方指南抄』総索引稿(自立語篇)の第二次逆引き作業と補訂作業。 『専修寺蔵 西方指南抄』総索引稿(付属語篇)の作成作業(未完成)。 『東本願寺蔵 一念多念文意』総索引稿の第二次逆引き作業と補訂作業。 3、既公表索引類の各作品毎を合綴した『語彙索引稿』の作成は以下のものを行った。 (1)『唯信抄文意』(専修寺蔵 正月十一日本・専修寺蔵 正月廿七日本)二本-完了。 『唯信抄』(西本願寺蔵本・専修寺蔵本・専修寺蔵 ひらかな本)三本-作業中。 『尊号真像銘文』(広本・略本)二本-完了。 (2)索引類の『総合語彙索引』作成に向けてのデータベース化作業は、以下の通りである。 『専修寺蔵 西方指南抄』総索引稿(自立語篇)-入力継続中。 4.索引の底本諸本の本文校異の作成は以下のものを行った。 (1)『唯信抄文意』(専修寺蔵 正月十一日本・専修寺蔵 正月廿七日本)二本 (2)『唯信抄』(西本願寺蔵本・専修寺蔵本・専修寺蔵ひらかな本)三本 (3)『尊号真像銘文』(専修寺蔵広本・専修寺蔵略本)二本 5、親鸞遺文は大部であり、その真蹟のすべてを複製本を底本として作業を進めているが未完成である。その質を保つ為独自に行っているが、今後も継続して完成を目指したい。尚、3(2)の一部は学生に入力を依頼した。
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