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1999 年度 研究成果報告書概要

日本古典文学におけるモチーフインデックス化とその索引データベース化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09610437
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国文学
研究機関東京大学

研究代表者

小島 孝之  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (80119114)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
キーワード説話 / モチーフ / 索引 / 歌学書 / 無名抄 / 阿波国文庫
研究概要

本研究は、日本の説話を中心とする古典文学の内容をモチーフに分割し、索引化して、利用できるようにすることを目指したものである。研究室に保管されている既存の説話索引カードを利用し、これを修正・増補することを手段とした。しかしながら、底本の交換、内容の確認、書き換えは、当初の予想を大幅に超える時間と労力(入力の人件費)を必要としたため、全作品を対象にするには、充分ではなかった。そのため、これまで、詳しいデータのなかった。歌学書の中から鴨長明作「無名抄」を取上げ、その自立語索引を作製することに的を絞った。
無名抄のテキストは、梅沢本が最古本であるが、従来、同系統の本文が知られておらず、孤立的な本文であった。調査の結果、阿波国文庫本が同系統本であることがわかった。そこで、この阿波国文庫本を底本として、自立語索引を作った。
報告書の第一部は、本文編とし、阿波国文庫本の本文を正確に翻刻した。なお、底本の誤写または意味の通らない個所については、梅沢本と呉本とで対校した。
第二部は、自立語索引編とし、人名とその他に分けて索引を作製した。梅沢本・呉本で校訂した部分は両方で引けるようにした。

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公開日: 2001-10-23  

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