研究課題/領域番号 |
09610491
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
古賀 哲男 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (60178241)
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研究分担者 |
田口 哲也 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 助教授 (00145103)
菱川 英一 神戸大学, 文学部, 助教授 (80165109)
荒木 映子 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (50151155)
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キーワード | working class audience / rock music / Liverpool / (the)1960s / Americanization |
研究概要 |
研究代表者・古賀は、研究テーマについての総合的なレビュー(平成9年11月21日より30日まで米国Stanford大学にてMarjorie Perloff教授と懇談)を行った成果を、古賀のホームベージ(http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/〜koga)に報告した(平成11年3月更新予定)。また、平成10年12月18日の東京・浜離宮朝日小ホールにおけるシンポジウム「日中国際芸術祭」に出席し、平成11年度に予定している中国・北京における国際学会の準備となるべき知見を得た(同ホームページにて報告)^<*1>。(*1尚、補完的な報告文として発表論文(報告レポート)(3)を参照) 分担者・荒木は、コンピュータ文化から逆照射して、印刷と声の文化について、伝達手段、発信者との関係等の視点から、理論化を検討中で、その成果の一端は、現在執筆中の「声とペルソナーdramatic monologue再考」(仮題)に発表の予定である。 分担者・菱川は既に発表済みの詩の「平行法」(http://www.lit.kobe-u.ac.jp/〜hishika/tokutei.htmを参照)の具体的な実例をEzra Poundの詩において(ヘブライ詩の観点から)検証する作業を学会発表した(日本パウンド学会、平成10年10月31日、関西大学)。 尚、現在、上記北京における国際学会での発表にむけて、Poundの試論にとって重要な意味を持つFenollosaの詩学をヘブライ詩の原理と対比して検討すべく、準備中でもある。 分担者・田口は昨年からの研究の続行として日本と、アメリカの交流史を中心に、ネットワーク生成の原理、その精神的背景を論じた論文「ビート・ジェネレーションとアメリカ社会」^<*2>を完成した。 また、その実践として、白石かずこの詩作品をジョン・ソルト氏と共訳し、Sheep's Afernoon(指月社)〔業績(1)〕図書として出版した。(*2この業績は投稿中であるので,関連実績として 論文(2)を参照)
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