研究課題
1)申請者のライフワークであるフランス中性作品『狐物語』と十五世紀の年代記作者ジョルジュ・シャトラン,オリヴィエ・ド・ラ・マルシュ,マテュ・デクーシ等の作品に見られる奇術の類似性に関してはその中心的テーマである所謂「決斗裁判」に関する法制史的考察をも加えてこれを完成し,平成十一年春季の日本フランス語フランス文学会に報告の予定である。2)ジャンヌ・ダルクに関する年代記作品に見られるジャンヌの言語とその文体論的特色についても,比較的扱いやすい長術文を中心にその考察をすすめている。
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