研究課題/領域番号 |
09620019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
仲地 博 琉球大学, 法文学部, 教授 (80045202)
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研究分担者 |
高良 鉄美 琉球大学, 法文学部, 教授 (40175435)
比屋根 照夫 琉球大学, 法文学部, 教授 (10045172)
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キーワード | 沖縄 / 代理署名 / 米軍基地 / 県民投票 / 住民投票 / 機関委任事務 / 職務執行命令訴訟 / 憲法第9条 |
研究概要 |
1)資料収集。 関連資料の購入を始め、県内外の基地問題・住民運動、さらにその思想等にかかる資料収集。沖縄の運動は、社大党の存在に見られるように復帰運動の遺産を受け継いでいる。資料収集もこの点に配慮し復帰以前の資料にも意を用いた。沖縄地元紙のスクラップを継続しているが、これは、データベースの作成等の上いずれ公開をしたいと考えている。 2)以下のように実態調査を行った。 (1)全有権者の2割が投票を行うという異例の不在者投票を行った名護市住民投票の実態視察(投票所、新聞社、住民団体の視察と聴取り調査)。(2)県道104号線越え演習の移転地である日出台基地調査(基地視察、役場資料収集、住民団体聴取り調査)、(3)北海道基地調査(道庁資料収集、沖縄県北海道事務所聴取り調査(沖縄からのメッセージ事業部)、研究者との意見交換)。 3)研究会。 代理署名訴訟、基地問題、住民投票等について日常的に意見交換を行うほか、本研究の分担者以外の研究者を含め住民投票の研究会を行った。問題意識の点検、基本的視角の確認を相互に行うことが重点となった。 4)研究発表。 以上を踏まえて、論文執筆は、研究分担執筆者がそれぞれの責任で行っているが、それを相互に検討することが次年度の課題とをなっている。
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