研究課題/領域番号 |
09620022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
村井 正 関西大学, 法学部, 教授 (40067591)
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研究分担者 |
浦東 久男 姫路独協大学, 法学部, 助教授 (60193968)
谷口 勢津夫 甲南大学, 法学部, 教授 (30171846)
川端 康之 関西大学, 商学部, 助教授 (70224839)
鶴田 廣巳 関西大学, 商学部, 教授 (80121789)
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キーワード | OECDモデル租税条約 / 米国財務省モデル租税条約 / オランダ・モデル租税条約 / 国連モデル租税条約 / OECD租税競争報告書 / EU・租税競争に関する行動要綱 / EU税制報告(モンティ報告) / 合衆国締結租税条約 |
研究概要 |
我々の研究グループは、国際租税法の専門家からなり、所属機関も区々に分かれるが、共同研究の性質上、度々集まり意見交換と討論の機会をもっている。この間、米、独等から多数の研究者が訪れ、貴重なディスカッションの機会を持つことができた。この共同研究では、OECDモデル条約について多角的研究をめざし、合衆国モデル、オランダモデル、国連モデルのみならず、EUにおける統合の動向等についても分析を重ねている。分析の結果、部分的には、我々のグループから提言することも考えている。 平成9年度科学研究費補助金を受けたことにより、東京に集中しているOECD関係資料の検索・収集をすることができ、我々の研究の基礎的資料は整備しつつある。 その間村井 正は、10月13日大阪府立大学で開催された租税法学会で、本研究の成果を発表し、また10月6日関電会館で開催された日本租税研究協会でも、成果の一部を発表した。また12月には、ドイツ・ベルギー・韓国・EU等から国際租税法研究者が相次いで我々のグループを訪問し、貴重な資料を受けるのみならず、最近の世界の動向についても知ることができた。 我々としては、完成年度にはこれらの研究成果をとりまとめ、研究報告書として公刊したいと考えている。
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