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1997 年度 実績報告書

中国地方における裁判所の保管にかかる第二次大戦前の裁判記録の調査

研究課題

研究課題/領域番号 09620034
研究種目

基盤研究(C)

研究機関広島大学

研究代表者

紺谷 浩司  広島大学, 法学部, 教授 (00033738)

研究分担者 豊田 博昭  広島修道大学, 法学部, 教授 (00164054)
加藤 高  広島修道大学, 法学部, 教授 (50079274)
片木 晴彦  広島大学, 法学部, 教授 (70177393)
キーワード判決原本 / 民事事件簿 / 裁判記録
研究概要

広島高裁及び広島地裁,山口地裁,松江地裁ならびにその管内支部の協力を得て「民事々件簿」「受付簿」など,明治時代の判決原本意外に各裁判所の保管する裁判記録の調査を行った.その他,判決原本の保存方法やDB化の準備などのため,東京へ出向いた。
'97.7, 広島地裁
'97.8, 山口地裁岩国支部
'97.9.1.〜92 松江地裁
'97.10.31 上
'97.11.4〜11.5.山口地裁及び全下関支部
'97.12.22 鳥取地域米子支部
'98.1.16. 広島地裁
'98.2.26. 広島地裁尾道支部
'98.3.6. 国際日本文化研究センター
'98.3.17. 江津市立図書館
'98.3.18. 松江県立図書館
明治初期,殊に10年頃までは,中国地方の裁判所の制度がきわめて流動的であること,民事事件簿が判決原本(既に国立大学に移管済み)とつき合せることによって,当時の民事事件の統計的な観察ができること.事件の概要を知ることができるものもあること.社会事情の変化などを窺うことができることが分った.勧解事件簿や全調書なども僅かながら在り,資料価値が高いことが分った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 紺谷浩司: "「保存の終わり」と「保存の始まり」-民事判決原本の一時保管について-" 広大フォーラム. 28期8号. 44-47 (1997)

  • [文献書誌] 紺谷浩司: "民事事件簿などの保存について" ジェリスト. 1128号. 3-3 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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