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1997 年度 実績報告書

経営モニタリング・システムの抜本的改革-非欧米型企業システムの開発-

研究課題

研究課題/領域番号 09620037
研究種目

基盤研究(C)

研究機関九州大学

研究代表者

森 淳二朗  九州大学, 法学部, 教授 (60079001)

キーワード株式会社 / 会社法 / コ-ポレート・ガバナンス / 会社支配
研究概要

1これまで株式会社モデルにより、すなわち等質株主結合型か異質株主結合型かのいずれを前提とするかにより、伝統的理論と異なる新たな会社法理論を構築できることを論証してきた。
2今年度の研究により、この新たな会社法理論は、さらに企業生理の法理としてリファインしていくことが可能になった。この成果は、『会社法におけるダイナミズムの法化-会社病理の法理と会社生理の法理」(菅原古稀記念所収予定)として公表(近刊予定)。
3企業生理の法理としての会社法理論によれば、会社法は比較優位な企業システムを創りうるものでなければならない。こうした観点から、自民党小委の商法改正試案骨子を検討した。この成果は、「コ-ポレート・ガバナンスと日本の企業システムの行方」として公表(ジュリスト1122号)。
4比較優位な企業システムの立ち上げのためには、中立監査役構想が重要な役割を果たす。この構想を実践するさいの問題点を簡単にスケッチした(金融法務事情1507号オピニオン)。
5現在中立監査役構想のもつ実践的意義を経営者の責任論の観点から検討しつつある。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 森 淳二朗: "会社法におけるダイナミズムの法化-会社病理の法理と会社生理の法理-" 菅原先生古稀記念論文集. (近刊予定).

  • [文献書誌] 森 淳二朗: "コ-ポレート・ガバナンスと日本の企業システムの行方" ジュリスト. 1122号. 52-57 (1997)

  • [文献書誌] 森 淳二朗: "たった一人の「お助けマン」が企業を変える" 金融法務事情. 1507. 1-1 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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