研究概要 |
本年度は,研究実施計画に沿い,研究を進めた。 しかし,本年度は研究の初年度にあたるため,この研究に基づく論文などはいまだない。 (1)当該研究に関する文献・資料に関しては,文献に関してはほぼ入手でき,また資料はほとんどが新聞などであるため,関係事項につきCD-ROMや新聞社・出版社のデータ・ベースを利用して関係資料を整理している。 (2)海外では,研究代表者が本補助金でドイツ・イギリスを回り,関係者にインタビューを行い,レビューを受けるなどした。 (3)研究報告に関しては,高橋進が研究成果の一端である「ベルリンの壁の開放」について東京大学社会科学研究所の研究会で発表を行った。また,研究組織のメンバーは東京大学法学部政治史研究会に際して相互に意見交換を行っている。 (4)文献・資料はデータベースとして作成し,現在まで約350点余りのそれを完成しつつある。この関係では,雑誌論文のデータベース作成が次年度の課題である。
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