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1997 年度 実績報告書

第41回総選挙(96年)の計量的研究-新選挙制度の効果に関する実証的分析

研究課題

研究課題/領域番号 09620077
研究種目

基盤研究(C)

研究機関立教大学

研究代表者

高畠 通敏  立教大学, 法学部, 教授 (70062586)

キーワード総選挙 / 計量的研究 / 選挙の比較研究 / 日本政治の変換 / 新選挙制度
研究概要

本研究は、1996年10月の総選挙の結果についての2年度にわたる計量的分析を主題としている。初年度の97年度は、選挙結果を市町村別に収集し、それを前回の総選挙や参議院選挙の結果と比較するためのデータつくりに主眼がおかれた。市町村別の選挙結果は、各都道府県の選挙管理委員会の発表する記録しかなく、また、市町村の合併や小選挙区への分割等の詳細、さらに選挙時における各党の選挙協力や候補者の運動などについては、現地で情報を収集するほかないため、全国をいくつかのモデル地区にわけ、できるだけ現地に赴き、情報の収集に努めた。対象としたモデル府県は、札幌、宮城、埼玉、東京、神奈川、新潟、兵庫、広島、高知、福岡、鹿児島の11都道府県である。これらの収集したデータは、スキャナーをつかってコンピューター入力したが、スキャナーの精度に問題があり、データの規格をそろえ確定するのに、かなりの努力を必要とした。なお、96年度の総選挙についてのデータは、朝日新聞社が新たに発表したCD-ROMを利用した。次年度はこのようにして整備されたデータを利用して、本格的な数量的分析に入る予定である。成果は、遂次、紀要等を通じて発表される予定である。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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