• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

大学制度・運営に関する経済分析-日欧米比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 09630047
研究種目

基盤研究(C)

研究機関長崎大学

研究代表者

GOTTINGER Hans Werner  長崎大学, 経済学部, 教授 (50274618)

研究分担者 高島 忠  長崎大学, 経済学部, 教授 (60046050)
キーワード高等教育産業 / 大学生産物 / 教育主体大学 / 研究主体大学 / プロダクト・エックステンション / 非営利機関 / 人的資本市場 / 代理人問題
研究概要

「研究の目的」に関する研究実績:
大学の緒教育研究活動に対する資源配分については、
1.市場競争パラダイム(Hocnnack)あるいは通常の目的最大化行動パラダイム、
2.存続性パラダイム(Alchian.Nelson and Vinter)
が適用可能なことが分かった。しかし、大学の場合、その構成員の多様性からくる行動目的の多様性、授業料以外の種々の収入源への依存性、資源制約あるいは予算制約の不明確性、構成員間(特に学生と教員との間)での情報の偏在性などの特性が存在し、さらに教育研究活動が個人および社会にとっての人的資源への投資と考えられることに着目し第3のパラダイム「人的資本市場パラダイム」を追加することで基本的分析枠組みを完成。
「本年度の研究実施計画」に関して:
1.日欧米の幾つかの主要な大学について、組織運営関連の資料を収拾し、相互に比較検討する中で、上の分析パラダイムの適合性の検討および修正パラダイムの設定を行った。
2.既存パラダイムおよび分析モデルの適合性について、幾つかの大学についてレビューを実施し、新たなパラダイムの設定およびモデルの修正等を行った。
2年次目の研究実施計画:
以上の分析パラダイムから導かれた共通モデルに基づいて、日欧米の大学等の目的、組織、運営、実績の比較分析を行い、それらの間に存在する緒特徴および日本の大学機能の問題点の摘出および政策提言を行う。

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi