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1997 年度 実績報告書

21世紀の雇用・社会保障制度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09630052
研究種目

基盤研究(C)

研究機関日本女子大学

研究代表者

大沢 真知子  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90223792)

研究分担者 坂梨 由紀子  日本女子大学, 人間社会学部, 助手 (60277671)
下田平 裕身  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20086979)
キーワード雇用制度 / 社会保障制度 / 非正規従業員 / 労働政策 / 社会政策
研究概要

本年度は、文献・統計資料及びヒアリング調査をベースに、日本の雇用制度の特徴をあきらかにすることに焦点をあてた。まず、労働市場のフレキシビリティーを保つために、パートタイマーを中心とする非正社員がどのように活用されているのかを計量分析によって計測。つぎに、シフトーシェア分析という手法を用いて、政府統計から年齢別性別産業別の非正規従業員の数を時系列で取り、女性の増加が非正規労働者の比率を増やしたのか、それとも女性の増加を一定にしてもなお非正規従業員への依存が高まっているのか、非正規従業員の増加の何割りが供給側の要因で何割りが需要側の要因によるのかを分析した。また、パートタイム労働者と正社員とのあいだの賃金格差において、生産性格差以上の賃金格差が存在するのかどうかを計測し、さらに、社会保障制度や雇用保険制度及び税制度などが、個人の労働供給や企業の人事政策にどのような影響を及ぼすのかについて考察する過程に入った。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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