研究課題/領域番号 |
09630066
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研究機関 | 佐野国際情報短期大学 |
研究代表者 |
須江 國雄 佐野国際情報短期大学, 経営情報科, 助教授 (20226393)
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研究分担者 |
飯島 正義 桐生短期大学, 生活科学科, 助教授 (20222804)
柴崎 孝夫 浜松大学, 経営情報学部, 助教授 (00257552)
渡辺 広明 共愛学園前橋国際大学, 国際社会学部, 教授 (20210932)
長江 庸泰 佐野国際情報短期大学, 経営情報科, 教授 (00227985)
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キーワード | ハイテク産業の海外進出 / 主力量産工場地帯 / 日立製作所高崎工場 / 沖電気富岡工場 / 三洋電機東京製作所 / NEC群馬 / 太陽誘電株式会社 / 富士通館林工場 |
研究概要 |
平成11年度は、特に、東南アジアヘの進出企業に関する現地調査に主力をおいたために、研究成果が少ない。長江論文の「実証研究・激動するアジア経済圏と情報技術による再生」では、タイ・インドネシア経済圏の課題と日本による情報技術支援のあり方が明らかにされている。また、「戦略マネジメント・システムの新潮流」では、研究対象企業である富士通のデジタル戦略が明らかにされている。飯島論文の「三洋電機における半導体事業の展開」では、三洋電機における半導体事業に関する発展過程と現況が明らかになっている。 特に、須江は、今年度の短大における海外派遣研究の機会を与えられ、以下の日程で東南アジア諸国(4カ国、5地区)を回り、現地のジェトロ(日本貿易振興会)と日本人商工会議所の協力の下に、東南アジア諸国における経済状況と日系進出企業の動向把握や、日系進出企業を対象に工場見学とヒヤリング調査を実施した。海外調査研究期間は平成12年2月15日〜3月11日(約1ヶ月)である。なお調査協力機関は以下の通りである。(1)シンガポール(2月15日〜2月20日)では(1)ジェトロ・シンガポール・センター所長西野弘司 岩上勝一所員(2)シンガポール日本人商工会議所事務局長稲継茂(2)マレーシア(2月20日〜2月25日)では(1)ジェトロ・クアラルンプール・センター所長大村浩一 野口直良所員(2)マレーシア日本人商工会議所事務局長佐藤健志(3)タイ(2月26日〜3月1日)では(1)ジェトロ・バンコク・センター所長桑田始 米谷博アドバイザー(2)バンコク日本人商工会議所事務局長新田泰一(4)中国(北京)(3月1日〜3月6日)では(1)ジェトロ・北京・センター所長小島末夫 住田安彦アドバイザー(2)中国日本人商工会議所事務局長斎藤利治(3)北京対外経済貿易大学日本語学科副教授李敏(5)中国(香港)(3月6日〜3月11日)では(1)ジェトロ・香港・センター所長鬼塚義弘 斎藤浩所員(2)香港日本人商工会議所事務局長松井弘志 今後の研究課題は、東南アジア諸国のハイテク産業における海外進出企業の経営戦略と国際展開及び経営実態分析と、当該地区における地域経済の現状、労働市場、海外進出企業の実態を研究する予定である。
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