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1998 年度 実績報告書

財務報告の国際比較とその分析

研究課題

研究課題/領域番号 09630141
研究機関愛知学院大学

研究代表者

武田 安弘  愛知学院大学, 経営学部, 教授 (10064817)

研究分担者 田代 樹彦  松坂大学, 政治経済学部, 助教授 (90268061)
木村 敏夫  市邨学園短期大学, 商経科, 助教授 (80310580)
加藤 正浩  龍谷大学, 経営学部, 助教授 (20233819)
井戸 一元  豊橋創造大学, 経営情報学部, 助教授 (30193535)
権 泰殷  名古屋外国語大学, 国際経営学部, 教授 (70121358)
キーワード国際財務報告 / 国際的調和 / 比較可能性 / 地域的調和 / 財務報告分析 / 会計規制
研究概要

1998年度(2年度)は、前年度に収集した研究担当者の分担国における財務報告制度に関する文献・資料等のの考察を試みた。その内容は、(1)各国の財務報告制度の枠組み、特にその基礎となる法律と会計基準の関係を中心に沿革的にとらえ、(2)各国の財務報告制度の内容、特に財務諸表の体系・様式、連結と個別の関係、資産評価、連結の範囲などを考察し、その特質を明らかにした。
各研究担当者の今年度の研究は、次のとおりである。
武田安弘は、共同研究に関する研究会の開催およびその司会進行、および研究の枠組みの提示等、共同研究のとりまとめを常に行いながら、自らの担当国に関しては、アイルランド、スペインおよびギリシャの財務報告制度について研究した。その他の研究者は、権泰殷が、韓国における財務報告制度、井戸一元の、イギリスにおける財務報告制度、加藤正浩が、インドネシア、タイ、およびブルネイの財務報告制度、木村敏夫が、スウェーデンおよびフィンランドの財務報告制度、田代樹彦が、ベルギー、オランダ、およびルクセンブルグの財務報告制度、野尻和仁が、アメリカおよび日本における財務報告制度、松田修が、フィリピン、オーストリア、シンガポールおよびマレーシアにおける財務報告制度、吉田洋が、ニュージーランドおよびオーストラリアにおける財務報告制度、林慶雲が、台湾、中国および香港における財務報告制度、向伊知郎が、ポルトガルにおける財務報告制度について研究を行っている。研究成果の一部は、雑誌等に掲載済みあるいは掲載予定である。
これらの研究結果をもとに、研究会において、会計基準の国際的あるいは地域的調和との関わりから、各国の連結財務諸表制度の比較分析を行った。これまで内外で発表された各国財務報告制度の類型および会計基準の国際的調和と異なる類型および国際的調和に関する知見が得られ、成果報告書として、研究代表者である武田安弘がまとめている。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 武田安弘: "スペインの財務報告制度" 経営学研究(愛知学院大学). 第8巻第1号. 47-64 (1998)

  • [文献書誌] 武田安弘: "ギリシアの財務報告制度" 経営学研究(愛知学院大学). 第8巻第2号. 55-81 (1998)

  • [文献書誌] 武田安弘: "アイルランドの財務報告制度(2)" 経営学研究(愛知学院大学). 第8巻第4号. (1998)

  • [文献書誌] 権,泰殷: "韓国における財務報告制度" 名古屋外国語大学国際経営学部紀要. 第4号. 61-87 (1998)

  • [文献書誌] 荒鹿善之: "フランスにおける財務報告制度(1)" 経済経営論集(名古屋経済大学・市邨学園短期大学). 第6巻第1号. 1-10 (1998)

  • [文献書誌] 荒鹿善之: "フランスにおける財務報告制度(2)" 経済経営論集(名古屋経済大学・市邨学園短期大学). 第6巻第2号. 1-10 (1998)

  • [文献書誌] 井戸一元: "イギリスにおける財務報告制度" 豊橋創造大学短期大学部紀要. 第15号. 19-33 (1998)

  • [文献書誌] 加藤正浩: "インドネシア・タイ・ブルネイにおける財務報告制度" 龍谷大学経営学部論集. 第33巻第3号. 59-87 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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