研究課題/領域番号 |
09640022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
佐藤 眞久 山梨大学, 工学部, 教授 (30143952)
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研究分担者 |
金川 秀也 金沢大学, 工学部, 教授 (50185899)
花木 章秀 信州大学, 理学部, 講師 (50262647)
小宮 要 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (60020327)
宮本 泉 山梨大学, 工学部, 助教授 (60126654)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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キーワード | 環 / 代数構造 / 多元環 / 群環 / 表現 / リー環 / 群 / 誘導圏 |
研究概要 |
平成9年度には第30回環論および表現論シシポジュームを開催(10月20日-23日・信州大学・長野市)し、本研究と密接な研究をしているカナダ・オンタリオ州のオタワにあるカーレトン大学のV.Dlab教授を招聘した。これらの成果は報告集にまとめられて出版されている。 群環を環の立場を超えて、リー環やアソシエーションスキームの立場での考察を行った。また、表現論の手法で大切なホモロジー代数と関係して反射加群」の考察をおこなった。これらに関する研究集会や関連する研究集会で研究発表を行ったり、情報収集を積極的に行った。 平成10年度は、研究発表のためにドイツで開催された第9回多元環の表現論国際シンポジューム(ICRA IX)に参加した。これに関連して、本研究のレビューを受けるため、チェコ・プラハのドラッブ教授(昨年招聘・同時にカナダ・カーレトン大学教授である)を訪問した。また、情報提供者として、誘導圏の結果を講義して貰う為に、筑波大学数学系の星野光男講師にきて貰った。昨年に引き続き、研究集会や関連する研究集会に積極的に参加し研究の推進を図った。表現論をカテゴリーを用いて環の同型性、森田同値性より広く分類でき、環の関連性をより詳細に記述出来る手法の開発に着手する方向性が見えてきた。
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