研究概要 |
本研究は平成9,10年度の2年間にわたって実行する予定であり,今年度(9年)では,次のことを成果として得た. ・実射影平面の7直線の配置とE_7型ルート系との関連について調べた結果を論文(Configurations of seven lines on the real projective plane and the root system of type E_7)にまとめた. ・実射影平面の8直線の配置とE_8型ルート系との関連について調べた結果を論文(A remark on labelled 8 lines onthe real projective plane(with T.Fukui))に発表した.また,分類についての実験的な調査研究を実行した. ・数式処理による実射影平面のn直線の配置の構成とその数学的背景について調査した成果を平成10年3月のRisa Consortiumで成果を発表した. 以上の研究にはコンピュータ等情報機器を援用した.また共同研究に電子メールを利用して時間,費用等を節約できた. 第2年度に配置空間とルート系の関連を継続して研究する.
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