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1999 年度 実績報告書

超対称理論におけるレプトンフレーバー数非保存過程

研究課題

研究課題/領域番号 09640381
研究機関高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

岡田 安弘  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (20212334)

キーワードレプトンフレーバーの破れ / 超対称性 / 大統一理論 / ミュー粒子 / ニュートリノ振動 / 時間反転 / 空間反転 / CPの破れ
研究概要

1.超対称大統一理論におけるμ→eγ及びμ→3e過程の研究
SO(5)及びSO(10)の超対称大統一模型で、偏極したミュー粒子を用いて実験をした場合時空反転や空間反転対称性に関する非対称が、どのように表われるかを具体的に計算し、これらの非対称性の測定が模型を区別するために重要であることを指摘した。
2.ニュートリノ振動と超対称大統一理論
ニュートリノ振動を正しく説明するようなシーソー模型を超対称大統一模型のわくぐみで試べた。ニュートリノに関する湯川結合定数の効果によりμ+eγやτ→μγのレプトンフレーバーを破る過程、b→sγのCPの破れBs-B^^-s混合等に標準模型とは大きく異なった影響がでる可能性があることを明らかにした。
3.ミュー粒子崩壊による新しい物理の探索に関する詳細な総合報告を出版した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] S. Kanemura: "Mass bounds of the lightest CP-even Higgs-boson in the two-Higgs-doublet model"Physics Letters B. 471. 182-190 (1999)

  • [文献書誌] T. Goto: "Effect of Supersymmetric CP phases on the B→Xs B→Xsl^+l^- decays in the minimal supergravity model"Physics Letters B. 460. 333-340 (1999)

  • [文献書誌] Y. Okada: "H→er and M→3e processes with polarised muons and supersymmetric grand unified theories"Physical Review D. (発表予定). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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