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1998 年度 実績報告書

強度干渉による広波長域コヒーレント・インコヒーレントフェムト秒パルス光の測定

研究課題

研究課題/領域番号 09640488
研究機関熊本大学

研究代表者

松岡 正浩  熊本大学, 理学部, 教授 (10013476)

研究分担者 藤井 宗明  熊本大学, 理学部, 講師 (10181322)
藤井 淳浩  熊本大学, 理学部, 教授 (30034375)
キーワード強度干渉 / 二光子干渉 / フェムト秒パルス / インコヒーレント光 / X線パルス
研究概要

本研究は,これまで申請者が二光子の同時計数法によって行なってきたフェムト秒の光のパルス幅測定が,二つの検出器からの光電流の積によっても可能であるかを実験的に検討するものである.
光電流を数値化して積を計算する方式の強度干渉装置を組み立て,モード同期チタン・サファイヤ-レーザーのパルス幅測定を行なった.
結果は光のパルス幅測定はできず,コヒーレンス時間のみが測れることを示した.これは一面,ヤングの干渉実験をやっていると考えると当然である.
しかし,このコヒーレンス時間τ_Cは
1/τ^2_C≡1/τ′^2_C+1/τ^2_Pによって定義されるもので,スペクトル幅の逆数τ′_Cとパルス幅τpによって決まっている.そこで,強度干渉の場合,τ′^2_Cを大きくするような工夫をすれば,τ^2_Pが測れるという推測ができる.すなわち,スペクトル幅を狭くすればパルス幅が得られると予想される.これが可能なら,二光子の同時計数法でやっていたようなτ_cとτ_pの二重構造のディップでなく,τ_pのみを分離した測定ができる.これは大きな進歩になる.
今後の実験でこの推測の検証をすることが要請されることになった.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松 岡 正 浩: "Realization of Quantum Communication by Polarization of Photons" Progress in Theoretical Physics. 100,2. 455-460 (1998)

  • [文献書誌] 松 岡 正 浩: "Quantum communication of qubits by the polarization of photons" Proceedings,ISQM-Tokyo'98. (発表予定).

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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