研究課題/領域番号 |
09650321
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
山下 英生 広島大学, 工学部, 教授 (70034379)
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研究分担者 |
VLATKO Cingo 広島大学, 工学部, 助手 (90284174)
金田 和文 広島大学, 工学部, 助教授 (30185946)
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キーワード | バーチャルリアリティ / ビジュアライゼーション / 有限要素法 / 電磁界解析 / GUI |
研究概要 |
本研究では、観察者の感性を刺激する新しい可視化法として、バーチャル空間での物理量の可視化を行なうシステムの開発を行った。今年度は、著者の専門に近い電界・磁界の数値解析結果め表示を対象として、以下の研究を推進した。 1. バーチャルリアリティを活用した3次元空間分布情報の可視化法の開発:多量の情報を同時に観察するための表示法として、これまでに開発している3次元空間の複数断面の同時表示法、任意断面の連続表示法、擬似カラー流線表示法に加えて、新たに半透明表示法を開発し、これら各極表示手法の混合表示を可能にした。 2. バーチャルリアリティシステムにおけるグラフィカルユーザインターフェースの開発:バーチャルリアリティシステムをより使い易くするために可視化システムに適したインタラクティブユーザインタフェースの開発を行った。すなわち、データグローブと磁気センサーを使用して、人間の感覚にマッチしたジェスチャーにより仮想空間における各種の操作を行うユーザインターフェースを開発した。 3. 高速補間表示のためのアルゴリズムの開発:3次元空間に配置された電磁機器の構成部品を任意な位置に移動させながら、それらの位置における物理量分布が即座に観察できるならば、電磁現象の教育システムあるいは、電磁機器の設計に非常に役立つものとなる。本年度、数回の解析結果から物理量分布を高速に補間する手法を開発した。
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