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1999 年度 実績報告書

ニューロン型導電性高分子の電気化学的合成と機能素子化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09650360
研究機関愛媛大学

研究代表者

藤井 雅治  愛媛大学, 工学部, 助教授 (00127911)

研究分担者 有井 清益  愛媛大学, 工学部, 教授 (20036403)
キーワード導電性高分子 / ニューロン / デバイス / フラクタル / ウェーブレット
研究概要

平成11年の研究成果で次のような知見が得られた。
1.第3電極を用いない方法としてゲルの性質をもつ導電性高分子を用いて膨潤収縮過程でドーパントの出入り使用する方法を用いた。学習効果としての前処理の有無に対応してネットワークのパス部の抵抗が変わることを見い出した。
2.導電性高分子の簡易ネットワークを作成して上記の性質を導電性高分子に付加出来るかどうか確かめた。前処理なしのものに比べて処理を施したものはその流れのパス部の抵抗値はそれほど大きな変化を示さなかった。これは現実のニューロン型導電性高分子にたいしてデバイスが可能なことを示唆している。
3.複合フィルムを作成し電流値の大きいネットワークが得られることを見い出した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] M.Fujii et al: "Fundamental Properties of Neuron-like Conducting Polymer"Synth.Metals. 101. 397-398 (1999)

  • [文献書誌] 藤井 他: "ニューロン型導電性高分子デバイス実現のためのパス部制御について"信学技報 電子情報通信学会. OME99-72. 49-54 (1999)

  • [文献書誌] 藤井 他: "ニューロン型導電性高分子デバイスのパス部制御のための一方法"平11年電気学会全国大会. 2-209 (1999)

  • [文献書誌] 藤井 他: "ニューロン型導電性高分子のデバイス化のためのチャンネル制御法"平11年電気関係学会関西支部連合大会. G200 (1999)

  • [文献書誌] 近藤 他: "導電性高分子ゲルを用いたニューロン型デバイスの開発"平11年電気関係学会四国支部連合大会. 44 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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