研究課題/領域番号 |
09650448
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山本 強 北海道大学, 大型計算機センター, 教授 (80158287)
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研究分担者 |
三神 大世 北海道大学, 医療技術知期大学部, 助教授 (90250456)
高井 昌彰 北海道大学, 大型計算機センター, 助教授 (00206707)
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キーワード | ボリュームレンダリング / 超音波映像法 / リアルタイム処理 / テクスチャマッピング / 漸進的可視化 / 断層画像 / 円筒座標 |
研究概要 |
平成9年度は、超音波診断装置による3次元画像計測時間と同程度で可視化処理を行うための基本レンダリングアルゴリズムの開発及びそのプログラム化を中心に実施した。従来型のボリュームレンダリングは、MRIやX線CTのような直交座標系で表現されたボリュームデータを前提に作られているが、超音波映像装置が出力する画像は極座標あるいは円筒座標系であり、それに適したリアルタイムレンダリングアルゴリズムの開発が必要であった。また、超音波断層装置では、データがスライス単位で逐次入手でき、従来型の一括レンダリングだけでなく、逐次型のレンダリングアルゴリズムによって計測途中の診断も可能となることが明らかになった。 以上、平成9年度の研究実績を要約すると以下のようになる。 1.リアルタイム超音波診断装置から出力されるデータを漸進的に可視化するボリュームレンダリングアルゴリズムの開発。 2.実際に計測された超音波断層画像に上記アルゴリズムを適用した結果、計測時間と同程度の時間で画像化可能であることが示された。 3.より高速な実時間ボリュームレンダリングアルゴリズムとしてテクスチャマッピングによるアルゴリズムを開発し、汎用PC上で実時間レンダリングが可能となることが示された。
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