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1997 年度 実績報告書

都心居住の社会経済的構造と居住者の生活行動に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09650581
研究種目

基盤研究(C)

研究機関名古屋工業大学

研究代表者

松井 寛  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (20024242)

研究分担者 藤田 素弘  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (90229013)
キーワード都心居住 / 生活行動 / 交通行動 / 社会構造
研究概要

本研究は都心居住によって一人当たりの交通移動時間が減少し、自由活動時間が増加するという仮説のもとに、都心居住者の生活行動や交通行動について、とくに郊外居住者との対比の中からその特徴を定量的に明らかにし、この仮説を実証するとともに、都心居住の社会的意義とその実現化に向けての方策について検討することを目的として行った.
まず,大都市を取り上げ,都心区における人口と人口移動の動態について既存統計資料に基づいて分析したが,とくに都心居住者の階層特性の現状と最近の傾向や高齢者,単身生活者,共働き夫婦,外国人居住者に注目した都心居住の同行についていくつかの特徴を見出すことができた。
また,過去に実施された大都市圏パーソントリップ調査結果をもとに,都心居住者の生活行動や交通行動の特性分析を行い,都心居住者の行動範囲,トリップ数,自由目的を中心とした行動目的,利用交通手段,一日平均の交通移動時間,活動時間帯について,郊外居住者との比較によって都心居住による利点と欠点を明確にすることができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 松井 寛 他: "Traffic Pollution Contribution to Global Warming-A Logical Approach to Control Urban Traffic Pollution" 第4回地球環境シンポジウム講演集. 7. 111-116 (1996)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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