1.本年度は、以下に示すように、これまでに作成したナビゲーションシステムおよび道路網交通流シミュレータを用いて、ナビゲーションシステムの精度検証を行うとともに、国際会議において成果発表を行った。 2.これまでに作成したGPSアンテナとノートパソコンを用いたGPSシステムを用いて、岡山市都心部での車両走行実験を多数行い、リンク旅行時間に関する諸情報を追加収集した。 3.これまでに作成したナビゲーションシステムにより提示される目的地までの最適経路の演算精度を、道路網交通流シミュレータを用いて検証した。 4.以上の検討によって、GPSシステムによって作成される旅行時間データベースにおいて、旅行時間データが各リンクについて5個程度以上あれば実用的な精度で最適経路を算出することが可能であることを確認した。 5.1999年9月に、イタリヤにおいて開催された国際会講6th International Conference in Computers in Urban Plannning and Urban Managementにおいて研究成果発表および意見交換を行った。
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