100校プロジェクト、こねっとプランに参加し、平成9年11月段階でホームページを開設している全国の小学校127校、中学校130校を対象に、インターネットの電子メールを利用して、個別にやりとりをし了解を得ながら、コンピューター・メディア環境の現状、整備方針、利用状況、問題点、あるべき情報環境についての意見等についてアンケート調査を実施した。小学校45校、中学校40校の回答を得て、分析を行った。 その中から10校を対象に、コンピューターの配置状況、教育内容、施設上の問題点等について、ヒヤリングおよびコンピューター・メディアの配置の書き取り調査を行った。また研究授業を含め、授業の進め方、機器の配置設定等についてタイムスタディを行った。 それをもとに、集中型コンピューター教室の環境構成、教室や特別教室へのコンピューターの分散配置の状況、LAN、イントラネット、インターネットの活用方法、TV会議システムによる交流授業の展開と環境構成等について実態を把握した。 また、韓国教育施設学会主催の21世紀の高度通信情報化社会における学校施設に関する国際シンポジウムにて長澤が発表を行い、情報交換を行った。
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