1.実験手法(結晶粒投影法)の提供(研究代表者) 予定通り高エネルギー加速器研究機構(旧称:高エネルギー物理学研究所)の実験設備の借用が平成10年度9月まで認められている。(許可課題番号は96G-232)。課題終了時には継続申請を行う予定である。 2.アルミ合金の実験材料製作(研究分担者) 高純度AlにMgを0〜10重量%添加した熱間圧延板を、再加熱後、冷間延を行い、厚さ1mmの板としたあと、厚さ0.2mmの試験片を製作した。 3.アルミ合金の実験:Mg添加の影響の研究(研究代表者&研究分担者) 平成10年1月と3月に高エネルギー加速器研究機構の放射光ビームラインBL-3Aにおいて結晶粒投影法のセットアップを行い、測定を行った。測定が成功したことを投稿し、受理された. 4データ定量解析法の研究の着手(研究代表者) パソコン(Gateway、G6-266)、データ処理ソフト(理学電機(株)製イメージングプレート読み取りソフト、CONTROL-WINの購入と立ち上げを行った。高エネルギー加速器研究機構に光磁気ディスクユニットの購入を依頼して、Gateway、G6-266で読めるように、高エネルギー加速器研究機構での測定データを光磁気ディスクに記憶可能とした。アルミ合金の実験データのデータ処理を行った。
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