研究課題/領域番号 |
09660243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小田 滋晃 京都大学, 農学研究科, 助教授 (70169308)
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研究分担者 |
足立 吉宏 京都大学, 農学研究科, 助教授 (40283650)
小池 恒夫 滋賀県立大学, 環境学部, 教授 (50074076)
野田 公夫 京都大学, 農学研究科, 教授 (30156202)
加賀爪 優 京都大学, 農学研究科, 教授 (20101248)
稲本 志良 京都大学, 農学研究科, 教授 (80026468)
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キーワード | 農業・農村情報サービス / 農業情報化 / 高度情報化対応 / 料金水準・料金体系 / 情報化支援 / 費用・便益分担 / 情報システム / 経済効果 |
研究概要 |
本年度は、3年間にわたる本調査研究の初年度となっており予備的検討と予備的調査を中心とした取り組みを総合的に行なった。まず、研究会を6月、8月、11月、1月の4回実施し、併せて、次年度に本格的に行う実証的研究のための予備的作業(予備調査、統計資料の整理)を行なった。特に、会員による研究会は、本研究の目的、方法、分担課題に関する共通の理解を深め、研究分担者全員の共通認識を確立すること、また以下に示す分担課題にしたがって、理論的研究を推進し相互の徹底した議論を行うことに重点を置いて行なった。そして、課題に即して(1)農業・農村情報サービス事業の費用・便益分析に関する研究、(2)農業・農村情報サービス事業への投資規模の算定と投資方法に関する研究、(3)農業・農村情報サービスの原価算定方法と料金水準・料金体系に関する研究、(4)農業・農村情報サービス事業の運営と管理に関する研究、(5)農業・農村情報サービス事業の経済効果の評価方法に関する研究、(6)農業・農村情報サービス事業の意義と今後の展開方向に関する研究、等に関して予備的・総合的な調査・検討を行なった。そして、これらの調査研究成果を踏まえて農業・農村情報サービス事業の導入と運営に関してそのあり方や手法について総合的、体系的見地から予備的調査と検討を行なった。また、次年度に行う本格的な実証的研究のための現地予備調査、統計資料の収集・整理を、各役割分担に合わせて、随時行った。
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