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1997 年度 実績報告書

農村景観整備のための計画手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 09660253
研究種目

基盤研究(C)

研究機関筑波大学

研究代表者

瀬能 誠之  筑波大学, 農林工学系, 助教授 (00015679)

研究分担者 佐久間 泰一  筑波大学, 農林工学系, 講師 (10133589)
伊藤 太一  筑波大学, 農林工学系, 講師 (40175203)
市原 恒一  筑波大学, 農林工学系, 助教授 (60023496)
キーワード農村景観 / 景観評価 / 景観計画 / 景観整備
研究概要

農村地域の総合的整備の重要な要素である「景観」は、単に「視覚的風景」にとどまらない重要な意味をもっている。農村地域景観のもつ基本的機能は、次の3つの観点に大別できる。すなわち、(1)自然環境および国土保全の観点、(2)地域住民のアメニティ保全・向上の観点、(3)都市圏など地域外住民のニーズ(農村・都市交流、グリーン・ツーリズム)からの観点、である。
本研究は、これらそれぞれの観点からの分析を加えるとともに、それらの結果を有機的に体系化して、地域整備手法のための計画指針を示すことを最終的な目的とするものである。
本研究の目的を達成するために、初年度(平成9年度)は、まず研究手法について十分な論議を行ない、共通の基本認識を得た。さらに、想定される取りまとめについての基本方針を確認した。これらの基礎検討の上で、各調査事例を対象に、それぞれの研究対象テーマに基づいて調査と分析を行った。地域景観の分析および評価の手法は、(1)SD法による評価、(2)空間構成要素分析、(3)スカイライン分析、(4)アイストップ解析、(5)色彩構成分析などとした。現在、これらの調査結果の基本分析を行っている段階である。
なお、次年度(平成10年度)は、次のような対象課題を分担して研究を行う予定である。(1)森林自然環境の景観とその評価(市原恒一)、(2)レクリェーション機能の分析とその評価(伊藤太一)、(3)圃場・水利施設等生産基盤の景観とその評価(佐久間泰一)、(4)住宅・公共施設等生活基盤の景観とその評価(瀬能誠之)
併せて、各種の評価手法による評価結果の総合的分析の開始を試みる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 瀬能誠之: "農村景観の評価に関する研究" 農業施設学会大会講演要旨. 40-41 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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