研究概要 |
1)ピルビン酸キナーゼ(PK)L遺伝子の炭水化物応答性転写制御領域を構成するL3に結合する転写因子のcDNAクローニングを酵母のワンハイブリッドシステムを用いて行った.一次スクリーニングの結果、複数のクローンが得られたので,さらに解析中である. 2)PKL遺伝子の転写制御領域のLIIは多価不飽和脂肪酸応答性を有し,HNF4やNF1が結合するが,核受容体スーパーファミリーのPPARも結合することが考えられたので,トランスフェクションアッセイで検出した.しかし,PPARは転写活性に何の影響も与えなかった. 3)PKM遺伝子の転写制御領域を構成するC領域にはNFYが結合することが示唆された.現在,NFYと相互作用することが知られているZhx1の効果を調べている.
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