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1999 年度 実績報告書

正常高齢者の免疫機能、特にナチュラルキラー細胞活性、に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09670494
研究機関日本医科大学

研究代表者

安 恵美  日本医科大学, 医学部, 助手 (90231125)

研究分担者 緒方 清行  日本医科大学, 医学部, 助教授 (20169171)
キーワードナチュラルキラー細胞 / 高齢者 / 感染症
研究概要

前年度より継続し、SENIEUR protocol(Mech Ageing Dev,28,47,1984)に合致した正常高齢者の末梢血を得て、ナチュラルキラー(NK)細胞活性を中心にした免疫学的検索を行った。過去3年間で計152人の正常高齢者(年齢63歳-99歳)について、この検索を行った。次に、これら高齢者の医療記録より、感染症の発生、死亡の有無と死因について調査を行った。以上の検索より以下の結果が得られた。
(1)リンパ球サブセット(CD3,CD4,CD8,CD25,CD3-CD56+,CD36+HLA・DR+など)、NK細胞活性、リンパ球数などの免疫学的パラメーターは年齢と関連しなかった。
(2)感染症の発生や感染症による死亡に関連する免疫学的パラメーターは、NK細胞活性のみであった。すなわちNK細胞活性の低い高齢者では感染症を発症しやすく、また感染症による死亡を来しやすかった。
以上の結果は、近々論文発表する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 安 恵美 他9名: "正常高齢者のNK細胞活性と感染症の発生・予後との関連"International Journal of HEMATOLOGY. 71suppl,No.1. 129 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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