研究課題/領域番号 |
09670518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丹羽 泰郎 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (20282668)
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研究分担者 |
加藤 直也 東京大学, 医学部附属病院, 医員
白鳥 康史 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70196624)
小俣 政男 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90125914)
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キーワード | C型肝炎ウイルス / 肝癌 |
研究概要 |
C型肝細胞癌患者血清中のC型肝炎ウイルスRNAを抽出し、long reverse transcription-polymerase chain reaction法を用いて、個々のC型肝炎ウイルス蛋白遺伝子を増幅し、酵母内でGAL4DNA binding domainとのfusion蛋白を発現するベクターにクローニングし、肝細胞癌組織中においてもC型肝炎ウイルスが感染、増殖していることが示されており、C型肝細胞癌患者より得られた細径針生検肝細胞癌組織からC型肝炎ウイルスRNAを抽出し、同様のplasmidを構築した。それらplasmidと共にヒト肝組織より得られたcDNAライブラリーとGAL4DNA activation domainとのfusion蛋白を発現するようなplasmidを用いて、beta-galactosidase遺伝子がreporter遺伝子として組み込まれているヒスチジン要求性酵母をtransformし、ヒスチジン(-)培地に生育し、かつX-galにより青くなる酵母のスクリーニングを行った。それにより得られた酵母においては、C型肝炎ウイルス蛋白と宿主ヒト蛋白とが相互作用していることが予想されるため、それら酵母よりplasmidを回収し、種々の検証を行うことによりpositive cloneを選択しているところである。
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