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1997 年度 実績報告書

心不全における末梢血管平滑筋のギャップ・ジャンクション機能の検討。-特にアドレナリン受容体反応との関係-

研究課題

研究課題/領域番号 09670765
研究種目

基盤研究(C)

研究機関日本医科大学

研究代表者

佐藤 直樹  日本医科大学, 医学部, 助手 (70291721)

研究分担者 遠藤 孝雄  日本医科大学, 医学部, 講師 (30152010)
木内 要  日本医科大学, 医学部, 助手 (50260972)
子島 潤  日本医科大学, 医学部, 助手 (00164658)
キーワード心不全 / アドレナリン受容体 / 左心室機能 / 末梢血管 / ギャップ・ジャンクション
研究概要

米国Harvard大学にて修得した技術を用いた慢性心不全モデル作成に多大な労力を要した。平成9年度の科学研究費を昨年の11月に預けることになり急遽不足していた血行動態及び心機能評価のためのコンピューターソフトを購入しほぼ目的としている研究課題を実行に移せる環境が作られた。まずはじめに、心不全モデルを作成できるかを検討し、その結果は、一部平成10年の日本循環器学会にて発表する予定である。概要を以下に示す。心室支配神経を除神経した群(VD群)としない群(C群)で心不全の進展に影響を及ぼすか否かを検討した。結果は、左室収縮能(dp/dt:-950±170vs-1486±178mmHg,Vcfc:-0.43±0.08vs-0.59±0.12,p<0.05,各々VD群vsC群)及び拡張能(T1/2:VD群;+10.8±2.3vsC群+6.7±1.2msec,p<0.05)の変化いずれもVD群で有意に良好であった。一方、目的とする研究課題は腸間膜動脈を用いて、現在進行中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤 直樹: "心室支配神経は心不全の進展に関与しているか。" Japanese Circulation Journal. 62・Suppl1. 145 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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