研究概要 |
平成11年チロルで開催されたWork shop(EU project)(29/4-3/5/99)に参加して、各国のセンタ-からの発表を基にして、CAME(Contextual Assessment of Maternity Experience)の産後版についての妥当性と信頼性、Health Service Research(CSRI,Maps,Pathways)の各スケ-ルの信頼性について論議した。DSM-IVに産後版は改編に伴い、新たに更新することになった。地域の母子保健と精神保健の行政と医療、福祉領域で従事されている専門家(Key Informant)に、ヘルス・サ-ビス・リサ-チ・ガイドラインに沿った面接結果はテ-プ起しを行い、まとめて英文デ-タにした。SCID-IIについてはlowa大学からの変更点を検討して、SCID-Iを併用することになった。最終的な方法論上のガイドラインが示され、5月以降、変更されたスケ-ルや方法に応じて、各調査についてのデ-タの集積を継続した。Child measure-Interaction Videoについては、Reed Universityの方式を習得して、平成11年度には25名の対照群(産後4ヶ月後)と5名の産後うつ病における母子関係のビデオ撮影を終了した。そして平成12年2月末に各調査結果をInstitute of Psychiatryに送付した(解析にはSPSS及びQualitative Research Method用のNudistを使用することになった。)
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