我々はコレシスチキニン・レセプターB(CCK-B-R)の遺伝子が欠損したノックアウトマウスを作成しマウスを用いて不安との関連について研究を行っている。まず始めに不安の行動実験の装置の作成を行った。すなわち(1)高架十字迷路(2)明暗ボックス(3)恐怖条件付けストレスボックスの作成を行った。これと平行してノックアウトマウスの掛け合わせを行いノックアウトマウスのホモおよびヘテロのマウスの数を増やした。その結果、現在までのところ不安行動解析に十分なノックアウトマウスの数と装置の準備ができた。現在行動解析を実施しているところである。また平行してin situハイブリダイゼイションを行っている。
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