研究課題/領域番号 |
09671190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
海野 信也 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (90193979)
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研究分担者 |
馬場 一憲 東京大学, 大学院・医学系研究所, 助教授 (30181035)
丸茂 元三 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (60282646)
仁科 秀則 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (70251270)
上妻 志郎 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (10272569)
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キーワード | 羊 / 胎仔 / 臍帯 / 血流 / 内分泌 / 循環 / プロスタグランジン / コルチゾール |
研究概要 |
1)既存の計測機器に加えて新たにCornell大学生理学教室開発のdata収集処理systemを購入し、本研究に必要な計測、data保存解析systemの開発を行った。 2)予備実験の結果として得られているdataの解析を行い、臍帯血流量50%減少の場合の反復臍帯圧迫の羊胎仔循環系に及ぼす影響、胎仔下垂体・副腎系の反応性に及ぼす影響についての研究を発表した。 3)予備実験の一つとして、羊胎仔の循環系・内分泌系の反応性にプロスタグランジン合成酵素がどのような関与をしているかを検討する目的で実験を行い、プロスタグランジンが羊胎仔の視床下部-下垂体-副腎系の反応、血圧の制御に重要な役割を果たしていることを確認した。 4)本研究室では本研究の予備実験の一つとして胎盤-臍帯循環が胎仔に及ぼす影響を検討する目的で臍帯動静脈A-V ECMO(extracorporeal membrane oxygenation)を用いたヤギ胎仔長期間子宮外保育実験を行っていたが、体外循環が未熟胎仔にどのような影響を及ぼすかを体外循環血流量の調節システムとの関連で検討した。 5)ヤギ胎仔長期間子宮外保育システムを実験系として用い、低体温負荷に対する未熟ヤギ胎仔の循環系・内分泌系の反応を検討した。
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