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1998 年度 実績報告書

永続的甲状腺機能低下症に対する甲状腺移植の基礎的研究と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 09671262
研究機関日本医科大学

研究代表者

清水 一雄  日本医科大学, 医学部, 助教授 (20133449)

研究分担者 北川 亘  日本医科大学, 医学部, 助手 (80297895)
北村 裕  日本医科大学, 医学部, 助手 (90297896)
田中 茂夫  日本医科大学, 医学部, 教授 (70089720)
キーワードバセドウ病術後 / 甲状腺機能低下症 / 凍結保存甲状腺 / 自家移植
研究概要

バセドウ病術後永続的甲状腺機能症はバセドウ病外科治療の数%に認められ、生涯の甲状腺ホルモン剤補充を必要とする。これは、抗甲状腺剤を長期に服用していた症例がこの内科的治療から解放される目的で手術治療を選択したにもかかわらず、再びホルモン補充という内科療法を余儀なくさせられたことになる。このような症例のホルモン補充を凍結保存させた。
甲状腺を自家移植することによりホルモン剤の経口補充から解放させるべく移植治療を継続している。バセドウ病手術症例は、その一部を凍結保存し継続して、低反応に対する移植にそなえている。
現在まで4例に施行、その経過を追っているが、1例が再び機能低下症に陥り、現在、経口甲状腺ホルモン剤を服用中である。しかし、3例は完全に服用から解放され、正常甲状腺機能を維持しており成切したものと思われる。現在、本研究の成果を英文で原著として完成途中である。又、現在更に2例に対し、凍結保存甲状腺の自家移植を検討中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kazuo Shimizu: "Outctrensplantation of cryopreserved thyroid tissue for permanent postoperative bypotheroidism in patients with Graves disease" JCEM. Submitleny.

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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