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1998 年度 実績報告書

高度侵襲下の腸粘膜防御機能の破綻とその管理法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 09671306
研究機関神戸大学

研究代表者

宇佐美 眞  神戸大学, 医学部, 教授 (00193855)

研究分担者 山本 正博  神戸大学, 医学部, 助教授 (40166822)
キーワード腸粘膜機能 / diamine bxidas 活性 / 外科侵襲 / エンドトキシンシ / 1L-6
研究概要

臨床例では、ヘパリン刺激後の血中ジアミンオキシダーゼ(DAO)活性の測定を行い、腸粘膜integrityと血中サイトカイン(IL-6)との負の相関を認め、現在報告準備中である。また、術後早期の外科栄養法として高カロリー輸液と経腸栄養の比較を行った結果では、経腸栄養法が腸粘膜integrityを改善する結果を得、現在報告準備中である。
腸粘膜の極性を持った培養細胞Caco2を用いたin vitro実験では、基礎実験がほぼ完了し、超微形態学の観察が可能となり、また、非侵襲の大腸菌を用いたin vitroでのbacterial translocationの測定が可能となり、現在実験を続行中である。現時点では、培地中のIL-6がdirectに腸粘膜DAO活性の低下を生じ、かつ腸粘膜permeabilityの亢進を生じるという臨床結果をサポートする結果を見い出し、さらにその機序の検討を行っている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 宇佐美 眞、他: "敗血症におけるエネルギー代謝と栄養管理" JJPEN. 19. 667-671 (1997)

  • [文献書誌] 宇佐美 眞、他: "plasma postheparin diamine oxidase activity after major abdominal surgery" Bulletin of Allied Medicel Ssieuces Kobe. 13. 47-55 (1997)

  • [文献書誌] 宇佐美 眞: "腸管不全と肺障害" 医学のあゆみ. 186. 861-862 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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