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1999 年度 実績報告書

摘出灌流肝を用いた肝補助療法装置の簡略化の工夫

研究課題

研究課題/領域番号 09671344
研究機関関西医科大学

研究代表者

上山 泰男  関西医科大学, 医学部, 教授 (90127069)

研究分担者 川口 雄才  関西医科大学, 医学部, 講師 (10177660)
權 雅憲  関西医科大学, 医学部, 助教授 (70225605)
キーワードliver failure / hepatic coma / liver support / NO / HGF / liver perfusion
研究概要

我々はこれまで摘出肝(ブタ、ヒヒ)を用いた肝補助装置を用いて肝不全の治療を行ってきたが、この肝補助装置の有効性を損なうことなく簡便性を高めるための研究を行った。
臨床例においては、肝のエネルギー代謝抑制因子の1つと考えられ、肝不全の憎悪因子と想定されるnitric oxideと肝エネルギー代謝を血中で反映する動脈血中ケトン体比の関連性が確認された。Shock(2000,in press)
しかし、肝不全ブタの血中レベルではNO_2/NO_3の上昇は来さなかった。(DATA 未発表)また、我々の開発、改良、簡便化した摘出肝を使った肝補助装置により肝不全発症後時間が経過した肝不全ブタの肝補助実験を続けた。肝補助時間が30時間を越えると、種々の物理学的な問題(回路内の血液凝固、等)及び生物学的問題が生じた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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