研究課題/領域番号 |
09671360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
倉岡 節夫 山形大学, 医学部, 助手 (70231298)
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研究分担者 |
乾 清重 山形大学, 医学部, 助手 (70250941)
渡辺 隆夫 山形大学, 医学部, 助教授 (60138922)
島崎 靖久 山形大学, 医学部, 教授 (60116043)
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キーワード | 電気刺激トレーニング / cardiomyoplasty / 遺伝子治療 |
研究概要 |
平成9年度はラット下腿骨格筋の疲労耐性についての基礎的データ収集及び下腿筋への遺伝子導入方法についての比較検討を中心に実施した。 1、ラット下肢骨格筋の疲労耐性獲得 ラット下肢骨格筋を摘出し潅流下に反復電気刺激による収縮性測定実験を行った。反復刺激による疲労特性に関するデータを収集し次いで電気刺激トレーニング実施後の収縮性測定を行い疲労耐性獲得状況について検討した。また平行して電気刺激トレーニングを実施したラット下肢骨格筋よりtotal RNAを抽出した。現在RNase protection assayによるmRNA発現状況検索のためSERCA2mRNA及びphospholamban mRNAに対するprobe作成し遺伝子発現状況の経時的変化について検討中である。 2、遺伝子導入 ラット下肢骨格筋に導入するSERCA2 cDNAをCMV enhancer,beta actin promotorを有するmammmarian expression vectorに組み込んだ。ラット下肢骨格筋への遺伝子導入法として直接骨格筋へcDNAを注入する方法による導入効果を検討し、ついでSERCA2 cDNAをelectroporarion法で導入したsatellite cellのラット下肢骨格筋への細胞移植を行った場合の細胞増殖状況につき検討中である。
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