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1997 年度 実績報告書

肺高血圧症を伴う末期的心不全に対する、心片肺移植法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 09671396
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東京女子医科大学

研究代表者

北村 昌也  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (90183300)

研究分担者 上部 一彦  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (80223626)
小寺 孝治郎  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (20234792)
中野 秀昭  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90180330)
キーワード心片肺移植法 / 肺高血圧症 / 末期的心不全 / 移植心機能 / 移植肺機能 / 左室圧一容量関係 / 右室圧一容量関係 / 肺動脈抵抗 / 病理組織学的所見
研究概要

本年度は胸腔内心片肺移植モデルの麻酔・手術・術後急性期管理の確立と肺高血圧症下の急性期肺循環および末期的心不全の評価を行った。血中にフィラリアのいない子犬8組を用いて、実際の臨床と同様に、ドナー、レシピエントの全身麻酔及び手術は同時に行い、レシピエントの体外循環開始に合わせて、ドナー心肺の摘出を行い、摘出後保存中に左肺を切離した。レシピエントの右肺を取り出した後に、移植臓器保護下に胸腔内心片肺移植を行った。心拍・肺換気再開し循環動態・呼吸状態が安定した後に体外循環から離脱した。全身循環・肺循環の血行動態が安定したところで、レシピエントの自己左肺の動脈を徐々に結紮して肺高血圧症モデルとした。移植心機能の評価は、左室では圧一容量関係から、右室では圧一面積関係から解析した。移植肺機能の評価は、移植肺のX線所見、血液ガス分析などから行った。本移植手術は全例特に問題なく行なわれ、心肺グラフトの吻合時間は60分以内であった。左肺動脈の結紮により、肺動脈抵抗は平均で前値の約2倍となったが、血行動態及び心エコー検査からみると、移植心の右室機能は保たれ、レシピエントの右室と相互に補助しており、循環機能は安定していた。呼吸機能では、移植肺の血液ガスは良好であった。病理組織学的所見では、移植心は、特に出血などは認められず、ほぼ正常の所見であった。移植肺では、小血管周囲に軽度の浮腫がみられるものの、肺胞構築はよく保たれていた。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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