頭頸部癌組織よりDNA抽出を行い、HPV type16とtype18の検出を施行した。中咽頭癌に有意に高頻度に検出された。 また、CDK inhibitaであるp27について、免疫染色とwestern blotにより下咽頭癌の臨床経過での相関をみた。p27発現の低いものに予後が悪く、cut-off値は、全癌細胞数に対する陽性細胞数が50%で免疫染色をwester blotが相関した。 p53とCCNDIの発現と舌癌との予後の相関をみたところ、両者とも高発現群に有意に予後が悪かった。 また、p53とp21の相関wester blotで解折したところ、癌組織では相関はなく、p21語等は別のpathwayでおこると考えられた。
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