研究課題/領域番号 |
09671807
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
宮川 真一 熊本大学, 医学部, 助手 (10260738)
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研究分担者 |
福島 美紀子 熊本大学, 医学部附属病院, 助手 (10284770)
松本 光希 熊本大学, 医学部, 助教授 (70173896)
根木 昭 熊本大学, 医学部, 教授 (00189359)
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キーワード | matrix metalloproteinase / 前房隅角組織 / 前房水 |
研究概要 |
前房隅角組織におけるの発現の実験系の前段階として、matrix metalloproteinaseのassey系を確立する必要があり、本年度は以下の実験を中心に行った。 1)assay系の確立は、従来我々がモデルとして用いている角膜系の細胞においてmatrix metalloproteinaseの測定を行おこなった。測定はゼラチンおよびカゼインを基質としたzymography方を用いて行った。角膜実質細胞由来の培養した線維芽細胞にTNF-α添加によりmatrix metalloproteinase-9を発現することを確かめた。さらにその他の緑膿菌由来のproteaseによってもmatrix mettalloproteinase-2、およびmatrix metalloproteinase-9が発現することを確かめた。この結果は平成10年度にアメリカ合衆国にて開催される眼研究会議に発表の予定である。このようにmatrix metalloproteinaseのassey系を確立した。 2)metarialの採取については、平成9年度に緑内障の手術を約100例程施行し、適当な症例から、前房水の採取と前房隅角の組織を採取し、次年度にて1)のassey系を用いてmatrix metalloproteinaseの解析段階に入る予定である。
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