研究課題/領域番号 |
09671810
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
白井 正一郎 名古屋市立大学, 医学部, 助教授 (30080063)
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研究分担者 |
野崎 実穂 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (00295601)
水野 晋一 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (90281261)
宇野 真 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (50264726)
尾関 年則 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (60254299)
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キーワード | 神経堤細胞 / レチノイン酸 / 眼形成異常 / マウス胎仔 / 臨床的検討 / 組織学的 / 組織化学的 / 成立臨界期 |
研究概要 |
実験奇形学的研究:全トランス型レチノイン酸12.5mg/kgを妊娠7日にC57BL/6NJclマウス母獣の腹腔内に投与し、胎生18日胎仔を組織学的に観察して、多彩な眼形成異常が成立することを明らかにした。また、硝子体形成異常の成立臨界期について投与日を変えて検討したところ、その成立臨界期は胎生11日以前であった。また、硝子体中の過剰な間葉組織のヒアルロン酸を組織化学的に検討したところ、少量のヒアルロン酸を含有するのみであった。胎生11日から13日の胎仔の眼部をNHK-1を指標にして組織化学的に検討したが、今のところ明らかな陽性所見は得られなかった。 臨床的研究:先天性ぶどう膜欠損、Alagille症候群の多数の臨床例や13トリソミ-胎児眼球を組織学的に検討したところ、神経堤細胞の異常と関連した多彩な眼および全身の合併異常が認められた。
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